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事故の後始末

目覚めたくないと思って寝たが、やはり朝はきた。こんな思いを持つのは、長女美奈子が死んで以来だな。4時半起床。悪夢ばかり見ていた。知的障害を持っている女の子と卓球したり、東京山手線の江古田駅で降りて「この電車は右回り左回りでぐるぐる回る」と、その子に説明したりしていた。
事故の相手方に法外の請求をされ、「人の心って恐ろしいな」と思う。こちらの恐怖や罪悪感に付け込まれて。正直「この罪が消えるなら、お金などいくらでも出す」と思ったもの。夫は「見舞金を2万出したのがいけない」と言うが、私は慰謝の積りだったのだ。相手方の気持ちが少しでも和らげられたら、と思った。
夫にもここぞとばかりに怒られて。私が「主人に怒られるだろうな」と言っていたら、向こうさんは「ご主人に言う必要はない。ご主人さんは関係ないんやからな」と何度も言っていたが、私一人ならゆうに丸め込んで幾らでも出すだろうと思っていたのだなと今にしては思う。やはり女だと思って甘く見られたのだ。
姉にも腹が立つ。「自分には全く関係ない」と思っている。今日病院へ行く日だが金がない。姉が「お金がないから、お金貸して」というからATMで10万送ったら「郵便局まで足が痛むから行けない。現金書留で送ってくれるか、手渡して」と言う。私は「私は、手元に幾らでもお金がある訳ではないんだよ」と言いながら貸して上げた。
事故を起こしたのは、老健施設へ見学に行って疲れてたということもある。姉の用事で疲れても、姉は「自分には無関係」と思って一銭も出す気がない。「これからも便利屋やらされ、それの絡みで金を使っても全く黙殺する気だ」と思うと姉の顔も見たくないし、声も聞きたくない。
実家へ行く度に3000円相当の買い物させられても、姉は払ってくれた試しがない。メールで請求したが、無視された。今迄何十万も使ったが、5千円くれただけ。
新しい冷蔵庫を作動させた。ちゃんと冷えるか?とこれも不安だ。よかった。今見に行ったらちゃんと冷蔵冷凍できていた。私は夫に「今たちまちお金がないから、姉のところへ行ってお金を通帳と印鑑もらって出してくる」と言ったら「ひんずな用事をしていると、又事故起こす」と言って一万くれた。
朝から雨が降っている。昨日の天気予報では「大雨に注意」だった。寝と呆けていて、思った分の半分も書けなかった。病院に行って先生に交通事故のことを言うと、その話ばかりで他は何も聞いてくれなかった。
病院から帰ってきて昼ご飯が済んだ頃に保険屋さんから電話があり、先方さんは保険会社が払う分の外に「道義的責任として10万払ってくれ」と主張しているとのこと。夫に相談すると「ワシは法的責任の他はビタ一文払う気がないので、お前のポケットマネーから出せ」と言う。
ポケットマネーなぞないので「実家の親から借りて払うが、最初に主人や保険屋さんに制止されても支払った2万は評価して下さらないのでしょうか?」と保険屋さんに伝えると、びっくりなさっている。「割と高額ではないですか?」と。が、先方さんに保険屋さんが伝えたところ「10万は譲れない」とのこと。私が「2万違うだけでも庶民にとっては全然違うじゃないですか?」と言うと保険屋さんが「そうですよね。私共も同じです」とおっしゃる。
夫は「裁判沙汰にしたって、費用倒れになるだけだから、できないだろうが、まあ恨まれても困るから払ってやれ」と言う。後は私の判断次第だ。
今日は判断できないので、来週まで待ってもらうことにした。
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プロフィール

marimidori

Author:marimidori
東京で生まれた後、親の転勤もあってあっちこっちへ住み、今は徳島在住。夫の経営する薬店を手伝いながら、諸行無常の生活をしている。15歳の時から強烈な不眠に悩まされ、二十歳の頃ついた病名が境界性欝病。還暦になった今でも治っていない。同じような病の人に役立てばとブログを始めることにした。FC2ブログへようこそ!